香川の女木島・男木島に行きました。
日帰り。
女木島は人生二度目なのですが、行ったことのある観光地の安心感すごい。「勝手知ったる」じゃん。
鬼ヶ島洞窟や瀬戸内海を360℃見渡せる展望台で有名ですが、以前に行ったので今回は海岸線をうろうろしました。
途中畑の横を通ったとき島のおばあちゃん達が「今年のはこまいのぉ」と話してました。
天気は曇りでしたが、霧の瀬戸内海も良い…。
港の食堂でお昼を食べました。香川らしくちょっとコシがあるうどんと、おでんが美味しかったです。
見通しがイマイチだと、フェリーでは景色より船内の意匠に注目する感じになります。
薄グリーンの椅子やライトがかわいい。
風が本当に気持ち良い。
片道20分という時間がまたちょうどいい。
男木島図書館という私設図書館に行きました。
お茶も飲めて、観光客もブックカフェのように利用できる癒しスペースです。
古民家と、学校で使われていた机や椅子の組み合わせがとても良い…。
今回の旅行はここが目当てだったので、雨でもいいや、くらいに思っていたのですが、男木島にいる間に晴れ間が出てきて、結局周辺をあちこち歩いてしまいました。
女木島・男木島では、島民の方たちのプライベートゾーンには「集落(or民家)のため立入禁止」の看板があるので、観光客としては気兼ねなく見物できるゾーンがはっきりわかって助かります。
砂浜にフナムシがいて、良かったです。
島猫をめちゃくちゃ撫でました。
高松に戻っても高速バスの時間までまだ間があったので、商店街の方へ行きました。
香川のお雑煮「あんもち雑煮」を食べれる店に行きました。
白味噌汁に小豆を包んだお餅が入っています。白味噌とあんこって甘い同士だけど合うんだな〜〜美味しい!
夏にお雑煮食べたっていい。
さらに時間が余ったので高松城跡公園も散歩しました。
写真じゃ伝えきれないですが、広々として緑が鮮やかでめちゃくちゃ綺麗なところだった!
ついでだったのが申し訳ないくらい。
大正っぽい日本建築もかっこよくて…
この右の写真のスペースでしばらく海を見ていました。
行きたいところも行けて、予定外の場所まで周れてすごく満足して帰路についたのですが、この旅は帰路もまた素晴らしかった。
香川の高速からはこういう、山と海に囲まれた町がいくつもいくつも見えて、それがちょうど夕焼けに染まって、香川という県はこれが普通なんだ、この山と海に囲まれた町の連続が瀬戸内なんだと気付き、なんてうつくしい場所なんだと思いました。
さらにその後通った鳴門海峡や、淡路島の水田に夕焼けが映る景色もまたほんとうに綺麗だった。
一年の中で日が長いこの時期だからこそちょうど見ることのできた景色です。
一日でこんなにたくさん見してもろて…ありがとう香川…
たぶんまた来ます。
朝早起きして眠いまま旅行に行くと、「もう一人の自分が今も自室で寝てるんじゃないか」って気持ちになるんですけど、旅程が進むにつれその分裂した感覚もいつのまにかなくなっていました。
おわりです。