特に記事とは関係のない宗房少年です。
それはさておき、
・羊たちの沈黙
・シックス・センス
・メメント
を観ました。
ネトフリでなんとなくハンニバルとレッド・ドラゴンを観ていたら、レッド・ドラゴンのラストが『羊たち〜』に繋がる終わり方だったので、めちゃくちゃもう一度観たくなってTSUTAYAに走りました。
ついでに「めっちゃ名作だけど、知る限りどのサブスクにも配信がない映画」つながりでシックス・センスも借りて観ました。
以下感想です。
◾️羊たちの沈黙
人生で二回目の視聴なので展開や結末も知ってるのですが、何度観てもやはりレクター博士との対面はドキドキするし、バッファロー・ビル宅の地下室、特に暗視スコープのシーンは怖い。
あと、特典映像のドキュメンタリーを初めて観ました。
DVDの特典映像といえば、「本編並に長くて観るのが疲れるやつ」という印象しかなかったのですが、これは観て良かったです。
不気味さを演出するためにレクター博士は一度もまばたきをしない話や、牢の仕切りには色々な鉄格子を試したけど最終的にアクリル樹脂になった話…などなど。
演出のための虚構を織り混ぜながらもリアリティが保たれているのは、これだけの努力と試行錯誤の結果なんや…と感動しました。
美術担当が、レクター博士が殺害した警官の死体は、フランシス・ベーコンの絵画から着想を得たという話をされてました。
日頃どれだけのアートに触れていたら、いざって時に正しい引き出しからドンピシャのアイデアを持ってこられるんだ かっこよすぎる。
音楽も、いわゆるホラー音楽ではなくクラリスの心情に寄り添う情緒的な曲調にしたとか、喉から蛹を取るシーンで本当は鳴ってない「息を吐く音」を後から付け加えたとか、そういう話が印象的でした。
作品の”厚み”って、こういうことか…と思いました。
◾️シックス・センス
お母さん役、ヘレディタリーのトニ・コレットさんだったのか……初めて知った…
同じ母親役で、しかも同じ情緒不安定な役なのにまるで違う。役者人生を二回経験してるみたいだ。すごすぎる…。
あと、BGMが少なくて意外でした。ミニマムな演出だからこそ最大限脚本が活きてる、みたいなことでしょうか。
どのシーンも過剰な演出はないのに全部印象に残ってる。
ド名作です。
◾️メメント
初見です。「初期のノーランのなんかすごいらしい映画」くらいの認識しかなかった。
当然のように(?)ポンコツ頭では一度では何が起こってるか理解できなかったので、次の日もっかい観ました。
そしたら、もう…
うわ、
おい
うわーーーーーーーーー
あ、あーーーーーーーーーーーー
こうでした。
ただ一個思ったんですが、
今の時代だったら絶対スマホのアラーム繰り返し機能めちゃくちゃ使う。
以上です。